King's Gambit Wind Orchestra

進化と挑戦を続ける吹奏楽団

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Trombonanza / 青春の輝き

   

第6回Your Concert の第2部は、特定の楽器にスポットを当てたステージとなっております!

これまでにもギャンビットのユアコンでは協奏曲を披露させていただくことが何度かありましたが、今回はその特別版!

それぞれ、トロンボーンセクション、アルトサックス、フルートをフィーチャーした3曲を演奏します。

吹奏楽の演奏会では特定の楽器が曲の一部でソロをとることは多くありますが、一曲を通してリードするというのは稀なこと、しかも、それが3つも続くなんてステージはすごく稀なこと、さらに、その曲がどれも耳なじみの良い曲ばかりなんてことはすごくすごく稀なこと!…かも、しれません。またとない機会をぜひ、会場で。

曲紹介は、それぞれの奏者に書いていただきました。フルート協奏曲はまた明日、お楽しみに。

 

Trombonanza 指揮:森山 慎也

文:木村 颯(当団トロンボーン奏者)

トロンボーンセクションをフィーチャーした陽気なコンサートピース。ラテンのリズムに乗ってトロンボーンが軽快なメロディを奏でる。ラテンパーカッションの愉快な伴奏に導かれ、トロンボーンの特徴の一つであるグリッサンド奏法が多用される。視覚的にも楽しい曲となっている。作曲者のコフィールドはアメリカの出版社Hal Leonard 専属の作編曲家として活躍した。1963年に作曲されたこの作品は彼の代表作である。トロンボーンの持つ魅力をお楽しみいただけたら幸いである。

 


 

 青春の輝き 指揮:森山 慎也

文:中村 悠人(当団アルトサックス奏者)

「青春の輝き」はアメリカの兄妹ポップス・デュオ、カーペンターズが1976年に公表した楽曲です。シングル発売当初は全米チャートで最高25位日本のオリコンでも最高62位と振るわなかったのですが、1995年、日本のドラマ「未成年」のエンディングテーマとして取り上げられてから大好評を博しました。原題は “I Need To Be in Love”でその歌詞には恋をしたいけれど恋に臆病になってしまっている女性の葛藤が絵描かれています。今回はアルトサクソフォンのソロと吹奏楽によるアレンジで演奏します。

 - 6th Your Concert, Program